葬儀屋
「あんたの葬式、挙げにきたぜ――」


主要登場人物
キャラクター人気投票

一‐一
「零度の鎮魂歌だ――憶えとけ」

一‐二
「派手にやりましたね」


「……ちゃんとした仕事、できるんだね」

―  ―
「刃物は、殺した感触が手に残ります」

三‐一
「『葬儀屋』が捕まえ損ねた魂のなれの果て、だ」

三‐二
「ほどほどに、正直になれよ」


――そういえば椎名君、普段は眼鏡要らないの?

五‐一
「この親子、どうしちゃったんだろうね」

五‐二
「死人には死人の事情があるんだよ」


「椎名君!」

― 幕間 ―
「嫌な感じ」


「今更なにを悔いろっていうんだ」

八‐一
「社会人にはそれくらいの非日常が必要だ」

八‐二
「殺しやがった」


「逃げるんじゃありませんよ」


「……ただいま」


【番外編】  ↑old/new↓
壊れた鏡
   
【椎名・常磐】
時系列:本編以前
本編未読可

「確かに貴方は椎名に似ています」
「殺意に身を委ねた眼です。気をつけないと身を滅ぼしますよ」
――殺人衝動に堕ちかける魂に、椎名は己が「衝動」を重ねる。
 


anarchic re-covery
 T U V W X
【椎名・胡蝶】
時系列:本編以後
本編読了後推奨
「俺が管理できないものを、あんたに管理できるわけがない」
手懐けたはずの無意識が、事故の連鎖で再び顔を上げる。
反抗は平穏をもたらすか――それとも。
 


【?】
時系列:本編前半
本編読了後推奨
「管理局の零度の鎮魂歌って知ってるか」
その通り名は、好奇心とともに語られる。
あるいは、本人不在のゆえに。
 


積み藁
   
【常磐・狭霧】
時系列:不定
本編未読可
「貴女でもこんなミスをするんですね」
小さなミスから引き受けた、なんの変哲もないはずの仕事。
利己的な死者に、二人の喪服が対峙する。
 



  

【椎名】
時系列:本編以前
零話読了後推奨
「次はどれくらい持つかしら」
独りになった椎名の許に、何人めかの相棒がやってくる。
それは邂逅であり、物語の始まり。
 


相似形
  
【椎名】
時系列:本編以後
本編読了後推奨
――なあ、これで、良かったんだよな。
いつかの自分を死者に重ね、過去の所業を顧みた。
相反する二者を抱えたまま、独白の中に立ち止まる。
 
switch【椎名・常磐】
時系列:本編以前
一話読了後推奨
「悪夢でも見ているんですか」
刀とともに現れた青年は、どこか遠くを眺めていた。
気怠い眼差しの裏側で、獣が唐突に目を覚ます。
 
共鳴する水面
  
【椎名・胡蝶】
時系列:本編以後
本編読了後推奨
「――もう良い、解った」
二度目の生を生きるなら、誰もがなにかを飼っている。
彷徨う死者を通じて、なにかに触れた、かもしれない、話。
 
断片【椎名】
時系列:不定
本編未読可
「終わりです」
どろどろと、ずぶずぶと沈んでいく先は、
真っ赤で真っ黒で不定形の、口を開けた昏い穴。
 
#twnovel 【椎名 他】
時系列:不定
本編未読可
Twitter上で描く140字小説の中から、
「葬儀屋」を扱ったものを集めました。
※本編と違う展開になっているものもあります。
 
side B【胡蝶・狭霧】
時系列:七〜九話
本編読了後推奨
「とりあえずはもっと、自分のほう大事にしなきゃ」
ひとりきりでは待てなかった。ひとりきりではいけなかった。
そんなことに気づく余裕も、たぶんなかった。
 
通過点【椎名・常磐】
時系列:本編以前
本編未読可
「貴方は異常なんですから」
始まりは終わりで、終わりは始まり。
きっと最初で最後の、無味無臭の別れだった。
 
微睡み際【椎名・胡蝶】
時系列:本編初期
本編未読可
「……ごめんなさい」
触れられたくないところがあるから、全てを押し隠した。
あれは、撥ねつけることしか知らなかった頃。
 
machigaisagashi
  
【?・椎名】
時系列:本編以後
本編読了後推奨
「お前……俺のなんなんだ」
終わった物語の裏で、燻りつづける物語もある。
誰も知らない、物語の、終わりの終わり。
 
 


【捧げもの】  ↑old/new↓
うたいびと 【あいすさまへ】
コラボ小説
音楽を禁じられた国で、歌い手であるがゆえに殺された少女。
喪服の二人組は、希望を繋げるか。
break
【桃月ユイさまへ】
本編番外編
仕事の合間の、つかの間のコーヒーブレイク。
本編外での、ちょっとしたひとこま。
#twnovel
【しなえさまへ】
Twitter小説

140字で綴るTwitter小説。
お題「胡蝶」で書かせていただきました。

ひとおし
【龍川みなもさまへ】
本編番外編
自問をしても答えは出ないが、問うたところで意味はない。
答える代わりに、喪服は答えを引きずり出す。

狭間にて 【真有紀さまへ】
コラボ小説
そこはどこでもなく、彼は誰でもなかった。
空集合の中で、掠めるような邂逅が成る。

天に吠える
-side φ-
【鐘夜さまへ】
コラボ小説
見届けたのは終わりであり、始まりのずっと前でもあった。
物語の行間で、喪服は静かに死者を看取った。

【佐久間想さまへ】
本編番外編
憂いに沈む魂たちの間には、無邪気な死者も時折混ざる。
たぶん、調子は狂わされるくらいでちょうど良い。


【頂きもの】  ↑←old/new→↓
*龍川みなもさまより、椎名・常磐・狭霧イラスト*
*あいすさまより、コラボ漫画*
*龍川みなもさまより、コラボ漫画*
*桃月ユイさまより、コラボ小説*
*しなえさまより、胡蝶イラスト*
*龍川みなもさまより、椎名・常磐イラスト*
*鐘夜さまより、椎名・胡蝶イラスト*
*龍川みなもさまより、捧げもの掌編「ひとおし」挿絵*
白乙さまより、椎名・常磐小説   【本編ネタバレ注意】
*純桜さまより、本編番外編小説* 【本編ネタバレ注意】
*黒巣真音さまより、本編番外編小説* 【死亡展開注意】
*しなえさまより、本編イメージイラスト*
*しなえさまより、コラボ漫画*
*桃月ユイさまより、常磐イラスト*
桃月ユイさまより、コラボ小説2  
*桃月ユイさまより、常磐×狭霧小説* 【カップリング注意】
*真有紀さまより、椎名イラスト*
*原久リオさまより、胡蝶イラスト*
*里見さまより、コラボ小説*
*佐久間想さまより、椎名イラスト*
*二月最中さまより、アナザーストーリー*


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