【番外編】 ↑old/new↓ | ||
壊れた鏡 上 中 下 |
【椎名・常磐】 時系列:本編以前 本編未読可 |
「確かに貴方は椎名に似ています」 「殺意に身を委ねた眼です。気をつけないと身を滅ぼしますよ」 ――殺人衝動に堕ちかける魂に、椎名は己が「衝動」を重ねる。 |
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anarchic
re-covery T U V W X |
【椎名・胡蝶】 時系列:本編以後 本編読了後推奨 |
「俺が管理できないものを、あんたに管理できるわけがない」 手懐けたはずの無意識が、事故の連鎖で再び顔を上げる。 反抗は平穏をもたらすか――それとも。 |
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噂 | 【?】 時系列:本編前半 本編読了後推奨 |
「管理局の零度の鎮魂歌って知ってるか」 その通り名は、好奇心とともに語られる。 あるいは、本人不在のゆえに。 |
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積み藁 上 中 下 |
【常磐・狭霧】 時系列:不定 本編未読可 |
「貴女でもこんなミスをするんですね」 小さなミスから引き受けた、なんの変哲もないはずの仕事。 利己的な死者に、二人の喪服が対峙する。 |
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君 上 下 |
【椎名】 時系列:本編以前 零話読了後推奨 |
「次はどれくらい持つかしら」 独りになった椎名の許に、何人めかの相棒がやってくる。 それは邂逅であり、物語の始まり。 |
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相似形 上 下 |
【椎名】 時系列:本編以後 本編読了後推奨 |
――なあ、これで、良かったんだよな。 いつかの自分を死者に重ね、過去の所業を顧みた。 相反する二者を抱えたまま、独白の中に立ち止まる。 |
switch | 【椎名・常磐】 時系列:本編以前 一話読了後推奨 | 「悪夢でも見ているんですか」 刀とともに現れた青年は、どこか遠くを眺めていた。 気怠い眼差しの裏側で、獣が唐突に目を覚ます。 |
共鳴する水面 上 下 | 【椎名・胡蝶】 時系列:本編以後 本編読了後推奨 | 「――もう良い、解った」 二度目の生を生きるなら、誰もがなにかを飼っている。 彷徨う死者を通じて、なにかに触れた、かもしれない、話。 |
断片 | 【椎名】 時系列:不定 本編未読可 | 「終わりです」 どろどろと、ずぶずぶと沈んでいく先は、 真っ赤で真っ黒で不定形の、口を開けた昏い穴。 |
#twnovel | 【椎名 他】 時系列:不定 本編未読可 | Twitter上で描く140字小説の中から、 「葬儀屋」を扱ったものを集めました。 ※本編と違う展開になっているものもあります。 |
side B | 【胡蝶・狭霧】 時系列:七〜九話 本編読了後推奨 | 「とりあえずはもっと、自分のほう大事にしなきゃ」 ひとりきりでは待てなかった。ひとりきりではいけなかった。 そんなことに気づく余裕も、たぶんなかった。 |
通過点 | 【椎名・常磐】 時系列:本編以前 本編未読可 | 「貴方は異常なんですから」 始まりは終わりで、終わりは始まり。 きっと最初で最後の、無味無臭の別れだった。 |
微睡み際 | 【椎名・胡蝶】 時系列:本編初期 本編未読可 | 「……ごめんなさい」 触れられたくないところがあるから、全てを押し隠した。 あれは、撥ねつけることしか知らなかった頃。 |
machigaisagashi 上 下 | 【?・椎名】 時系列:本編以後 本編読了後推奨 | 「お前……俺のなんなんだ」 終わった物語の裏で、燻りつづける物語もある。 誰も知らない、物語の、終わりの終わり。 |
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【捧げもの】 ↑old/new↓ | ||
うたいびと | 【あいすさまへ】 コラボ小説 |
音楽を禁じられた国で、歌い手であるがゆえに殺された少女。 喪服の二人組は、希望を繋げるか。 |
break |
【桃月ユイさまへ】 本編番外編 |
仕事の合間の、つかの間のコーヒーブレイク。 本編外での、ちょっとしたひとこま。 |
#twnovel |
【しなえさまへ】 Twitter小説 |
140字で綴るTwitter小説。 お題「胡蝶」で書かせていただきました。 |
ひとおし |
【龍川みなもさまへ】 本編番外編 |
自問をしても答えは出ないが、問うたところで意味はない。 答える代わりに、喪服は答えを引きずり出す。 |
狭間にて | 【真有紀さまへ】 コラボ小説 |
そこはどこでもなく、彼は誰でもなかった。 空集合の中で、掠めるような邂逅が成る。 |
天に吠える -side φ- |
【鐘夜さまへ】 コラボ小説 |
見届けたのは終わりであり、始まりのずっと前でもあった。 物語の行間で、喪服は静かに死者を看取った。 |
樹 | 【佐久間想さまへ】 本編番外編 | 憂いに沈む魂たちの間には、無邪気な死者も時折混ざる。 たぶん、調子は狂わされるくらいでちょうど良い。 |