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オリジナル小説。


【 s e r i e s ―― "undertakers" 】  ↑old/new↓
●はじめに ……「葬儀屋」シリーズについて……
●「葬儀屋」シリーズ登場人物人気投票

葬儀屋
現代ファンタジー
【本編完結】
【番外編有】
未練を持った魂が居る。未練を断ち切る魂が居る。
現世を彷徨う死者を導く番人でありながら、
自身もまた、殺人衝動という闇を抱える死者の物語。
眠る繭 現代ファンタジー
【完結】
直面した現実を拒絶して、死者は眠りを選んだ。
管理局員は死者と向き合い、情報局員は死者を眺める。
二つの「葬儀屋」の思いが交錯する――。
岐路に侍る 現代ファンタジー
【完結】
生者も死者も寿命が尽きれば、居るべき輪廻に還る定め。
逝く者を送る眼差しもまた、生者と死者に共通か。
運命に揺れる魂たちが、またひとつの流れを作る。
シンデレラの居ない家 現代ファンタジー
【完結】
死者の未練を繙いていても、背後にちらつく生者の影。
触れられぬ者を背負いこむのは、生者か死者か。
無自覚の歪みを抱えた家族を、喪服の死者が追いかける。
星間距離 現代ファンタジー
【完結】
長く喪服を着すぎた一人は距離感を掴み損ね、
二人目の自我を抱えた一人はその存在にも気づかない。
伸ばした手の届く範囲を、彼らはまだ知らない。
CASTING FILE現代ファンタジー
【企画】【完結】
読者さまからオリジナル「葬儀屋」の設定を募集して
書かせていただいた中編です。
――揃った役者を配していくのは、さて、誰の役割だろう。
鏡配達現代ファンタジー
【短編】
静かで頑なな死者をほぐすのに、
なにもこちらまで大人しく頑固になる必要はないけれど、
でもある程度の静けさも恋しいわけで。
治水者現代ファンタジー
【短編】
流れこむ死者たちを捌いているうち密やかに、
内側に溜まっていくものがあった。
それに気がついてしまったある情報局員の、ひとりごと。

【 l o n g 】  ↑new/old↓
自白剤 ミステリホラー
【完結】
手許に戻ってきたのは、タイムカプセルに収めた鍵。
過去と現在を行き来しながら、封じた事実へ近づいていく。
blackbox 現代ファンタジー
【完結】
眼の奥に飼った暗闇は、誰へともなく繋がってゆく。
片眼と片眼とを閉じて、彼は瞼の裏を視る。
gradation 現代
【完結】
溶ける融ける、消えてしまう――。
「忘れられる病」に侵された少女と、その友人の物語。

        
【 s h o r t 】  ↑new/old↓
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呼吸猟奇顔色? そんなに悪いですか?
がらんどう 不思議 ――お困りのようですね。
無名 不思議 「吾輩は無名である、名前は持たない――なんて、ね」
囁き ホラー 囁かれたのです。
Dear 不思議 いっそ捨ててくれれば良かったのに、と思っていた。
赤い計画 現代 「プロパビリティの殺人って知ってる?」
in the bus 奇妙 ――ああ、これはこれでよく眠れそうだ。
ホラー 紐が嫌いなのだ、と老婦人は言った。
さくらの頃、
現代 桜の咲く頃、わたしの家族が居なくなった。
落日
現代 ――この陽が沈んだら、私は生まれ変わるのだ。
ラヂオ 現代 もううちではラジオが聞けない。